私ども在宅開業医は、夜間小児の耳痛や鼻出血など大学病院や大病院では余り目にしない初期急性疾患がみられ、地域救急医療の第一線として参加しており、症例によっては後送病院にお願いしてます。
○耳垢のそうじについて
入口だけで十分です
入口付近だけにたまる耳あか、耳の穴(外耳道)の皮膚は、常に鼓膜から外に向かってゆっくり移動しています。これが耳の入口の軟骨部と深いところの骨部の境ではがれ落ち、軟骨部にある耳垢腺や皮膚腺から出る分泌物と混ざって耳あかとなります。このため、耳あかは耳の入口付近にだけたまるのです。
耳の穴の奥はさわらないように
耳垢は、綿棒などで耳の入口付近を掃除するだけで十分取り除く事がでます。耳の奥はうすい皮膚で覆われていて、大変傷つきやすいので、さわらないようにしましょう。傷つけると、炎症などを起こし病気の原因になりかねません。
栓のようにつまってしまったら
耳垢は自然にも排出されるので、普通は耳の穴をふさぐほどたまってしまうことはありません。しかし、取りにくい耳垢を無理やり取ろうとして逆に押し固めてしまったり、皮膚に炎症があるときは、耳垢が栓のように耳の穴をふさいでしまうことがあります。このような状態になったら家庭で取り除くことはむずかしいので、早めにかかりつけ医にかかりましょう。
アメ状の耳垢は病気?
耳垢には、カサカサの乾型と褐色アメ状の湿型があります。日本人には乾型が約85%と多いため、アメ状の湿型は病気と間違われがちですが、欧米人の間では逆に湿型が一般的のようです。
浅嶋耳鼻咽喉科医院
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