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上顎洞穿刺洗浄  
 
 「鼻咽腔」とは鼻の奥、のどの後上にある空気が通る小さな空間で、ホコリやバイ菌のため炎症を起こし易く、又こゝにはアデノイドや中耳腔につながる耳管の咽頭開孔部があって大変重要な部分ですのに、一般には見えにくい場所であるため今までは余り問題にされませんでした。
 鼻の裏にあたりますので、鼻炎や蓄膿症に、又耳管からの中耳炎などは特に関係が深いようですし、更にこの場所は頭の奥、脳に近いので鼻・耳の他に色々の病状、例えば頭痛や全身的な不快感などにも関係がある様です。  
‘かぜ’などの原因で鼻咽腔に軽い炎症があると、様々な病気が出てきますので、以前から東京医科歯科大学 堀口申作 名誉教授らは“Bスポット療法”と称して数多くの好結果を得ております。
 “Bスポット療法”と云っても特別に変わったものではなく、単に鼻咽腔に 1% 塩化亜鉛クロールチンク液(昔からある収斂剤)を咽頭綿棒で咽から、鼻綿棒で鼻から塗るだけです。ただ塗った直後から約2〜3時間程、塗った所の痛みや不快感・軽度の熱感が続きますが、翌朝にはつスッキリとした気持ちになります。慣れた人では 「ウーン、そこそこ」と痛い所に薬をつけてくれたと喜んでいる人もあります。最近の患者さんは塗る時にゲェーとなるとか痛みのため嫌われたり、お医者さんも又痛いことは避けようと敬遠され、余り行われなくなっております。ただ1%塩化亜鉛液に4%キシロカインの混合液を用いると少しは軽減します。
1%塩化亜鉛液の作り方
塩化亜鉛 0.5g
希塩酸 3滴
蒸留水  全量50ml

用法の用量
適量を綿棒にて塗布
 
そこで原因不明・難治性の病気・体質改善等(例えば喘息・アレルギー・自律神経失調称なども含めて)にも大変有効ですので、病気を治すためには、少しは辛抱して毎日または2.3日おきにでも、この“Bスポット療法”を続けてみてはと考えております。痛みもごく初めだけで慣れれば大したものではありませんし、特に副作用もなく、子供でも大丈夫です。

(原因不明の病気が治る  《Dr.堀口の“Bスポット療法”》)
                   光文社 カッパ・サイエンス


〔注記〕
最近遠方より電話でBスポット療法についての問い合わせが多くなっており、又インターネット某掲示板でも「耳管開放症・耳管狭窄症、滲出性中耳炎で苦しんでいる」といった書き込みが多くみられ、Bスポット療法について色々と意見をしておられます。又Bスポット療法をやっている医院が全国で3ヶ所のみと書かれてありました。
今後ともBスポット療法が注目されている様ですので改めて分かりやすく新設しました。
 

浅嶋耳鼻咽喉科医院
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